思い出の場所~神田温泉~
九州・中国地方などで梅雨が明け、こちら山梨でも梅雨が明けが待ち遠しい頃です。
夏本番を迎えると子供達は楽しみな夏休みがあります。昨年に続き今年もコロナの影響は受けそうですが、近場でも心に残る思い出が出来るといいですね。
そんな私の夏休みの思い出に、いつまでも印象に残っている場所があります。
ご存じの方がいらっしゃるかなぁ?石和の『神田温泉!』じんでんおんせんと読みます。
石和に神田と書いてじんでんと読む地名があるのでそこからかな?
子供の頃は「じんでん♪じんでん♪」と呼んでいたので、正式名に『温泉』がつくのを最近知りました。
石和駅を出るとすぐ前にあり、地域の子供クラブ(育成会)の夏休みの行事の一環として、度々『神田温泉』を訪れていました。
以前より脳裏に残っていましたが、ネットを探しても殆ど昔の映像は出てこず。。
しかし先日母から「部屋の片付けをしていたら、こんな写真が出てきたよ」と、渡された写真は子供クラブで訪れた神田温泉の前での集合写真でした。
既に45年は経過している写真でしたが、仲が良くいつも学校帰りに遊んだ近所の幼馴染や、身体が大きく当時少し怖かった中学生(今では地域の行事などで、おじさん同士仲良く話したり致しますが)も写っており、母や近所のおばさんも皆若くて、時の流れを感じると共に、あらためてその当時の事が思い返されました。
施設の名前は温泉と言っても大きなプールがあり、子供たちは一日中プールへ行ったり、ゲームセンターへ行ったり、親達は大広間でお話したり、お酒を飲んだりして寛いだり、プールや温泉に行ったりと、皆それぞれが楽しく過ごし、私にとっては、兄の後を追って深いプールへ行き、溺れて近くの人に救い上げられたのも懐かしい思い出。
いつも帰る時には「えぇ~もう帰るの?」と名残惜しかったものでした。
いつの頃か閉館されてしまい、今は商業施設が建っていますが、私の心にはいつまでも、そこの場所には『神田温泉』残っています。