高齢化社会と住宅リフォーム
高齢化社会が進む日本。私の場合は障害を負った父の世話をした経験や、母や自らも腰を痛めた経験などから、真っ先に必要と感じた物は手摺。しっかりと壁に固定された手摺は信用出来、トイレ浴室に限らず移動する為の廊下にも必要。
近年の弊社のリフォームに於いて、スペースに余裕がある場合、トイレや廊下の幅員を広げるなど、介助を容易にするための対策にその空間を充てる様にしています。また出入り口の建具を片引戸にする事で、部屋への出入りを容易にする事が可能で、以前施工させて頂いた家は全て引戸を採用させて頂きました。
後期高齢者となった親との生活のため、また自らが高齢者になった時の事も考えるなら、バリアフリー化について考えておく事は必須でしょう。また、将来の暮らしを考えると家も長持ちする必要があります。その為には定期的なメンテも必要となります。
住宅リフォームをお考えの際には、10年先20年先の事も考え、バリアフリー化についても踏まえた家づくりを検討してみてください。