小さく建てのびのび暮らす
先日新築住宅をお考えのお客様より、10坪程の住宅の提案依頼を請けました。
平屋建ての空間に最低限必要とされる部屋と住宅設備を備えた住まい。いわゆる『スモールハウス』高齢な方に特に需要が高まっており、導線も短く機能的な家造りとなります。
敷地面積の制限や敷地形状、又は予算的な都合もあるかと思いますが、新築に限らずリフォームに於いても、減築や2階建てを平屋への要望は増えています。生活環境の変化から無駄を省くミニマムな生活スタイル『ミニマリスト』と言う言葉も流行りましたが、高齢車のみならず今の若い方にもあった生活スタイルだと思います。日本の核家族化の進行の流れは加速的に進み。昔に比べ部屋数の多さを求めなくなり、無駄な装飾を減らしたり、シンプルな形状・デザインを求めていくのは土地代や建材費などが高騰する現在、合理的かつ経済的ともいえます。
日常の生活がワンフロアで完結する住みやすさ。小さい家でのびのび暮らす有意義な生き方だと思います。