都会に比べ敷地に余裕のある山梨県、しかし新築住宅を考える時、忘れさられがち若しくは優先順位の低いのが外構（庭づくり）計画。

お客様がご自宅を訪れた時、建物の外観と共に真っ先に目につく箇所なのに、案外力を入れる方が少ないです。

　時に住宅完成見学会などに赴いても、折角綺麗な住宅が出来ているのに、建物周囲がまだ工事途中なのでは？と思ってしまう様な状態の現場を目にする事もあります。

外構計画はフェンスや樹木の配置を配慮する事で、近隣への簡単な目隠し効果や日差しを防ぐ手段ともなり得ます。

また、部屋からの眺め(景観)は絵画などのインテリアと同じ様に、室内からの視覚的な癒し効果があり、永く続くものでその後の生活環境にも大きく影響します。

　後から予算が出来たら整備しようと思う方も多いですが、一度住宅が完成した時点で達成感が出て、その後なかなか次へ行動を移せないことがあります。

しかし新築時に庭をつくり上げると、外構費を住宅ローンにまとめられるなどのメリットがあり、家づくりに含め一体的計画する事が有効と思われます。

　庭づくりにかける思いは皆さま多種多様かと思いますが、心のよりどころ・癒しの空間ともなりますので、家づくりの中に庭づくりも含めて考えて見ましょう。