工場建設計画~基礎・鉄骨建方工事
かねてより進捗状況をお送りして参りました、工場新築工事についてご報告致します。前回のご報告の後天候にも恵まれ、工事は順調に進行し以前お伝えしました、ラップルコンクリートと言う地盤補強用のコンクリートの打設後、基礎工事も無事終了致しました。
今回の基礎工事には鉄筋の径が19㎜を超える物も使用され、鉄筋同士を繋ぐ継手の溶接にガス圧接が用いられ、下に添付の写真の通り鉄筋の径の1.4倍以上のふくらみが必要とされます。その溶接の精度を試験する超音波探傷試験や、コンクリートの強度を確認する試験などを行ないクリアして参りました。
現在建物は鉄骨部材の建方へ進行し、周囲には足場が組まれております。足場を組むと心配ごとが増え、強風対策が最たるもので、既に何度か強い風が吹きました。現場では控えを着けたり養生シートを畳むなど強風対策をしますが、風の音が耳から離れず眠れない監督もいる程です。建方に入ると進行具合が目に見えて進み、周囲からも注目されやすく、改めて安全第一を徹底したいと思います。