2月も後半となり春を待つ声が聞こえてきます。

3月に入ってもまだ寒い日はありますが、卒業式や春一番・桃の節句などに、春の訪れを感じられることが多くなってくると思います。

お花見もその代表的な一つとなるかと思います。山梨県内には不老園などの梅の名所や、神代桜や身延山久遠寺の枝垂れ桜などの桜の名所も多くあります。

この花見の時期になると思い出されるのが、10年以上前になりますが、私の父の病気が重くなる前に両親を連れ、峡東地域の桜の名所を数カ所回った事です。

山梨市の乙ヶ妻の一本桜や荒神山の桜、塩山の慈雲寺のイトザクラや法光寺の梅や桜、勝沼駅の甚六桜など、残念ながらそれぞれ開花時期が揃わず、全て満開の桜とはいきませんでしたが、病気になってからあまり表に出る事が少なくなった父ですが、あらためて「日本の春」と言うものを満喫してもらえたのかなと思い、今でもその時の様子が心に残っています。